僕がまだ小さかった頃、家で使ってたストーブはパーフェクションの750型とバーラーのNo.20でした。どちらも不器用な母の手にかかり壊れ処分されてしまいましたが大好きなストーブでした。
22〜23歳の頃にその郷愁みたいなものが忘れられず吉祥寺の古道具屋で購入したのが750の最終型。70年代後半から林製作所で生産、関東トレーディングが販売していた日本製のライセンス品です。
入手以来ずっと簡単な清掃程度で使い続けてきましたが、今冬の数度の空焚きと、芯先を揃える為のトリミングによりいよいよ燃え尽きました。まあ15年以上保ったのだから綿芯もなかなか頑張りますね。
そこで芯の交換をしようと検索してみるとニッセン(通販のニッセンでも日本繊維新聞でもなく、日本船燈です)のガラス芯が流用出来るとのこと。これは試さない手はありません。
取り寄せたのは63号芯という直径65mm×厚さ3mmのガラス芯。これを外したウイックキャリアに取付け…とバラしたところで気付いたのですが元々付いてたのはバーラーの芯でした。何処のストーブもほぼ規格は一緒なんですねー。
古道具屋で買った時に「新しい芯に替えときましたから」って言われたのを思い出すも、残念ながらいつのまにかその古道具屋さんも閉めて無くなっていました。
ついでに分解清掃、火屋もタンクもピカピカに磨き、ウイック+キャリア、ギャラリの順に再組付け。
オリジナル(ではなかったけど)より少し厚みがあるもののすんなり取付けられました。灯油の吸い上げや火のまわりも好調、煤も出ません。
ちなみにこのパーフェクション、ヤカンを載せる為にドーム状の天板が外れる最終型なのですが、最終型に付いている対震装置が買った時点で壊れており前述の古道具屋さんで古いタンクと取り替えられています。
焚き火好きとしてはアラジンのブルーフレームよりパーフェクションの特大ガラス火屋越しにゆっくり燃える赤火の光にワクワクするんです。
文中のバーラーのNo.20はコチラ(リンク先の他のストーブ記事も面白いです)当時は前面パネルを盾にして遊んでいました。これもいつかは再入手したいな。
とまあストーブ熱に火がついたのでこちらの小型ストーブ2台もそろそろ芯交換したいなと。
バーラーのオリジナル芯はもう製造してないし、出てきてもちょっとお高めなので流用できるのがあれば良いんだけど。
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