気が付けば昨年の木目個展「偽・木ノ巻」から約1年、2018年2月8日〜20日に会場は前回と同じく新代田「RR」さん2Fギャラリー(兼イートインスペース)にて個展をします。
井の頭線新代田駅の改札を出て環七を挟んだ向かいのカフェです。
テーマは架空の装画と映画の落書き。タイトルの「複素数」はポーランドの作家スタニスワフ・レムによる架空の書物の序文で構成されたメタフィクション「虚数」からのインスパイアです。
レムの「虚数」で描かれた各作品は実存しませんが、今回の個展作品は実存する本やパッケージの架空の装画という体なので、実在する作品を実数(a,b)、非実在の装画を虚数(i)と見立てた複素数(a+bi)なタイトルになります。また虚数単位の(i)と一人称の(I)が掛かってたりします。まあ要はただファンアートにカッコつけたややこしい理由付けをしただけです。
ただ…展示作品は装画よりも映画ラクガキの方が圧倒的に多いです。描きたい装画沢山あったけど、スケジュール見誤った…