先週、先々週とただ只大興奮だったビックフォード・フェスティバルの振り返り。
出会いは19か20歳の頃、VHSで見たザッパの「Baby Snakes」に打ちのめされ幾年月、2000年代に入ってCritters Bugginの「Brozo the Clon」のMVに「プロメテウスの庭」が使われたことで再度衝撃が走り、2012年の「変態アニメーションオールナイト@バウスシアター」で明け方近くの怒濤のビックフォードラッシュと変わらぬ新作にクラクラして、そのアウトサイダー感溢れる作風と世捨て人のような印象に会うことなど叶わないと思っていました。むしろ会えることすら想像していませんでした。
2/04 "チャネリング・ウィズ・ミスター・ビックフォード 第1夜"@WWW
出演:Bruce Bickford / 菊地成孔+千住宗臣 / Commode Minstrels In Bullface / コムアイ with WEDNESDAY's MODULAR
2/06 "ブルース・ビックフォードのガレージ"@VACANT
(同日夜開催の"ブルース・ビックフォードと過ごす特別な一夜"は別件の為泣く泣くキャンセル)
2/09 "チャネリング・ウィズ・ミスター・ビックフォード 第2夜"@LIQUIDROOM
出演:Bruce Bickford / トクマルシューゴx上水樽力 チェンバーミニオーケストラ/ EY∃/ 坂本慎太郎+菅沼雄太+AYA(OOIOO) / 中原昌也+小山田圭吾+大野由美子
2/10 ブルース・ビックフォード展「Line and Clay」オープニングレセプション@山本現代
(こちらは明日20日まで開催されています。展示中の作品も購入可能とのこと! )
「チャネリング・ウィズ〜」二会場の率直な感想は、ちょっとインプロノイズな要素多過ぎない?って感じでした。客置いてけぼりというか。いやわかるんですよ、あの映像作品からイメージを膨らますとそういうのやりたくなるってのは。ノイジーで即興性のある映像に見えるし。ただ、ミニマルな反復と物凄く作り込まれた映像に対して、ジャズロック的プログレ要素のような技巧的な構成を合わせてっていうのも観たかったって気持ちもあります。。。
第1夜終演後の物販で初めて間近で対面した御大に大興奮だったので万事OKではあったのですが。(興奮のまま帰って描いたのが右上イラストです)
VACANTに再現された仕事場ではトランポリンの上に胡座をかき、手元に集中する姿が仙人のようで神々しくもあり、カメラを向けることすら出来ませんでしたが、作品は撮り放題だったのでこれまた大興奮でした。(最後の2点以外はVACANTでの写真です)
WWWで販売してたツインピークス作品(ローラ・パーマーのビジネスカード、1998年 シアトル美術館で開催された「ツインピークス企画展」)は無いかとリキッド終演後に主催の土居さん(初対面)にお聞きしたところ、ご本人にご確認いただきリキッドには持ってきていませんでしたが、もしかしたら翌日の山本現代レセプションに持ってきてもらえる"かも"とのこと。翌日は〆切ラッシュの最中に車飛ばして行ってきました。そこで上記のイラストをお見せして、一緒に写真まで撮ってもらい、グーを合わせて、終始緊張と興奮でフルフル震えっぱなしでした。
展示にローラ・パーマーは並んでいなかったのですが、もう機会は無いと振り絞った全く通じない英語でご本人を呼び止めたところ(結果通訳してもらいながら)、片付け終わったカバンから!なんと!出してくれちゃいまして!ビックフォード先生お誕生日前日の最後(かもしれない)のサインを貰っちゃいました!もうね、帰りの車の中で裂けて溢れて混ざりあって増殖して融合して湧き出たモノがまた裂けるくらい叫びました☆
結論1:憧れの人に会えてる人生ではある☆
結論2:白金のコインパーキングは高い
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